【vol.17】 第2期 万チョコの紆余曲折:2013年5月29日

【第2期 万引チョコレイト : メンバー探し】
【vol.16】 ハズレくじ付き⇒外道連合集会 の続き。


万引伝説を作った頃のメンバーで活動していた期間は実質1年ほどだったように思う。

その後、紆余曲折を経て、東京に移り住んでいたオレは、1996年、再び万引チョコレイトを結成することを決意した。

なにかの飲み会の席で、オレが万引チョコレイトを復活させることを宣言した時、近くに座っていたイタバシが 『あ、オレやります・・・』 的に参加を表明してくれた。

イタバシは宇都宮で活動していた頃に、一緒にライブをやっていたマネキンやハームフルインセクトでドラムを叩いていたヤツだ。

その頃からオレは、イタバシの叩くドラムプレイには一目どころか、百目くらい置いていた。また、人間的にも好きなヤツだったので、実に頼もしいヤツを味方に出来たと思って、その日はすごく嬉しかったのを憶えている。
【超時空硬核ライナー本編には記載されていないプチ情報】
ハームフルインセクトはその昔、MCRカンパニーからリリースされた 宇都宮シティハードコア というレコードに、CASSANDRA、EARTHQUAKE と共に収録されている。

ベースのマサハルは、第2期万引チョコレイトを転がしていく上でのオレの良き相棒、精神的支柱という存在だ。

第1期の頃に比べて、第2期の万引チョコレイトが長持ちしたのは、完全にマサハルのお陰だ。

ただ、最初の頃はあきれるほどヘタクソだった。まるで1000本ノックのように、オレとマサハル2人だけで居残り練習のようなことを何度もやった気がする。

マサハルはどう思っていたか知らないが、オレとしてはそうやって何かに没頭している時間は楽しいものだった。最終的にはマサハルの演奏も、だいぶ堂に入ったものになったと思う。努力の賜だろう。


ギターのエガシラは、根っからハードコアという音楽が好きなヤツで、特に、メタルコア、スラッシュコアといった路線のバンドが好きだったというのもオレと同じだった。

オレが少々無茶な注文をしても、大抵、期待以上の演奏で応えてくれるという頼もしいヤツで、ギターサウンドや曲調の好みが近いという意味でも理想的なギタリストと言えた。

内向的な性格でプレッシャーに弱いという面もあるが、純朴なイイ奴だ。

焦って弾き損じて、変な音を出すことも多かったが、そういった意図しないノイズも含めて、オレはエガシラのギターが好きだ。


エガシラ脱退後、なかなか新しいギタリストが決まらなかった。

スラッシュ的なリフが得意で、メタリックなギターソロも弾けるヤツで、ハードコアパンクを軸にしたバンドに入りたいというヤツは希有な存在だ。

何人かのギタリストとセッションを繰り返した末、ようやくムラマサに出会えた。
よくまぁこれほどまでに・・・と感心するほどギターの上手いヤツだ。

ちょっとした合間にムラマサがつま弾くフレーズは、バロック調というか、なんか、そういう感じのバッハっぽい雰囲気のメタルギターという印象だ。

残念ながら、ムラマサが入ってくれた頃と前後して、イタバシが抜けることになり、結局、万引チョコレイトのギタリストとして、ステージに立ってもらうことが出来なかったのは、オレの不徳の致すところだ。

ムラマサと一緒にライブをやる機会はなかったが、ベーシックトラックが録音されたまま、作業が中断していた未発表音源の制作に参加してもらった。

この時の3曲が第2期 万引チョコレイトとして最後の作品となった。



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